首の痛みの主な原因とは

こんにちは。
群馬県みどり市大間々町大間で痛み専門の診療をしている、「アイダ痛みのクリニック」です。

首や肩の痛みは、我慢していてもなかなか治りません。
痛みの原因によっては、さらに痛みが強くなることもあるのです。
今回は、首の痛みを引き起こす代表的な病気について説明いたします。

首の骨が神経を刺激して起こる「頚椎症」

頚椎症は、首の骨が変形して脊髄や神経根を刺激し、痛みを起こす病気です。
首はもちろん、腕や肩、胸、肩甲骨の内側、後頭部にも痛みが起こったり、頭痛がすることがあります。
なってまもない頃に肩こりや寝違えかと思ってマッサージをする方もいらっしゃいますが、神経そのものが痛みの原因となっているため、マッサージでは治りません。さらに1週間以上痛みが続きます。
なお、片方の肩だけが痛んだり痛みの強さが左右の肩で違う場合は、頚椎症の可能性があります。
頚椎症になると、首を上に向けることで痛みが悪化することがあります。ストレッチで治そうと首を後ろまで回すのもやめておきましょう。

首や腕に激痛が走る「頚椎椎間板ヘルニア」

頸椎椎間板が圧迫され続けるうちに、脊髄や脊髄神経に跳び出すことで起こる病気です。普通の生活を送っていても加齢によって椎間板が変化して起こることがあり、30~50歳代によく見られます。悪い姿勢やスポーツによって引き起こされることもあります。
この病気になると、首や肩、腕が痛んだりしびれが出ます。箸を使う、ボタンをかけるといった指先の細かな動きがしにくくなることもあります。また、足がもつれたり歩行障害が起こるケースもあります。

アイダ痛みのクリニックでは、痛みの強さに合わせて、鎮痛消炎剤を服用したり神経ブロックを行います。神経ブロック治療を行う際には、超音波検査を使ってより効果的に痛みを抑えるよう心がけています。

当院では、患者様の痛みの強さや症状を把握し、痛みやしびれなどの症状を緩和する治療を行っています。痛みを感じたら、悪化するまで我慢しないで、ぜひお早めにご相談ください。