デスクワークが首・肩・背中の痛みの原因に

こんにちは。
群馬県みどり市大間々町大間で痛み専門の診療をしている、「アイダ痛みのクリニック」です。

パソコンをよく使うデスクワークや介護職、保育士など肩関節から指先までをよく使う仕事が原因で、首や肩、背中などの痛みが起こることは珍しくありません。
今回はそうした症状の中でも代表的な「頚肩腕症候群」についてお話しします。

頚肩腕症候群とは

頚肩腕症候群とは、「首や腕、肩、背中などに起こる痛みや感覚異状など」を指します。

こうした痛みやしびれなどは、急に体を動かしたり激しい運動をした後にも一時的に起こります。
ところが頚肩腕症候群の場合は、特に普段通りの生活をしているのに、首から肩や、肩甲骨のまわり、腕、手などに痛みやしびれ、だるさを感じることがあります。
頚肩腕症候群は様々な病気によって引き起こされますが、中でも最近は「頚肩腕障害」によって起こるケースが増えています。

主な原因の一つ、頚肩腕障害

頚肩腕障害は、同じ動作を繰り返したり、首や肩、腕、指に負担がかかる作業を続けることで起こると考えられています。
近年はパソコンを駆使するデスクワークが増えているため、頚肩腕障害も増えていると考えられます。また、スーパーのレジ打ちやタイピスト、ボールペン複写、保育士、介護関係者などにもよく見られます。
さらに仕事だけでなく育児や運動、加齢が原因となることもあります。

頚肩腕障害の治療

頚肩腕障害の治療では、原因を解消したり負担を減らし、心と体を休めることが大切です。
たいていの場合、ほとんどの症状はこれだけで落ち着いていきます。

ただし、痛みやしびれなどに悩まされていたら、痛みを止めることも大切です。心身を休めるためには、痛みやしびれなどの不快な症状を抑える必要があるからです。
当院では痛みやしびれなどの強さに合わせて、適切な薬を使います。また、痛みが強い場合に神経ブロック治療も行います。
また、リハビリテーション(理学療法)も組み合わせて、症状の改善を目指します。
首や肩、腕などの痛みやしびれが続いたら、ぜひ当院にお任せください。