足が痛んだらペインクリニックへ

こんにちは。
群馬県みどり市大間々町大間で痛み専門の診療をしている、「アイダ痛みのクリニック」です。

足の痛みやしびれを感じたら、何かの病気が隠れているかもしれません。
今回は、足の痛みを引き起こす病気についてお話しします。

足の痛みを引き起こす病気

長時間立ったり歩くと足が痛んだり、足にしびれがあったり、歩き始めると痛んだりと、足の痛みにも色々なものがあり、その原因も様々です。
ここではよく見られる病気について紹介します。

・脊柱管狭窄症
高齢者に多い病気で、立ち続けていたり歩くと、足や腰に痛みやしびれが起こります。
脊髄が通る脊柱管が、年齢とともに変形したり靭帯が厚くなるなどの理由から起こります。
神経ブロックが効果的ですが、神経障害が進むとおしっこや排便にトラブルが起こったり、痛みやしびれを感じる箇所が増えることがあります。そうした場合は手術も必要になります。

・痛風
血液の中の尿酸という物質が増えて足や膝の関節に結晶ができ、痛むようになる関節炎です。ほとんどの原因が肉などの食べ過ぎです。
最初は足の親指のつけ根が腫れあがり、ズキズキと痛みます。歩くとさらに痛みは増します。
治療をしないと、この痛みはだんだんと起こる回数が増えていきます。さらに放置すると、心筋梗塞や脳血管障害などの成人病も起こるようになります。
当院では、関節炎治療を行うとともに、必要に応じて麻酔薬などを注射して痛みを抑えます。

・こむら返り
突然ふくらはぎなどの筋肉が硬くなって痛みます。
こむら返りの70%以上は健康な人に起こります。高齢者になると、夜間にこむら返りが起こりやすくなります。また、スポーツ選手や持病をお持ちの方も起こりやすくなることがあります。
繰り返すこむら返りには、神経ブロックが効果的です。病気が原因となっている場合もあるので、当院では原因も探しつつ治療を行います。

足の痛みを放置すると、痛む箇所が広がったり痛みが激しくなることが少なくありません。
痛みが一時的に落ち着いても、時間が経ってまた繰り返す場合はお気軽にご相談ください。